夢で見た話
第1教室 ・医術学部生・使用中・
「資料、ロッカーに置いてきた?」
ショートの女の子が言う。
「え?持ってるよ。」
「ダメだよ!45ポイント減点になっちゃう!」
「えぇ~!!マジで?!ど~しよ~…。」
突然の大雨。生徒たちが洗濯物を取りに走る。
「今行ってきなよ!!」
「う、うん!」
少女は他の生徒と一緒に走った。ばれないように。
そして無事、ロッカーに入れることができた。
「ありがとう!」
「友達だもん。当然だよ!」
メガホンで叫ぶ先生。
「表の子~。集合~。」
「集合だって。今日は何だろう?」
「う~ん。遠足とか?」
歩きながら2人は笑った。
「それもいいかもね。」
またメガホンで、
「10人揃ってるね~。じゃぁ~。出発~。」
いろいろとしゃべりながら廊下を歩いていると、そこには土の子が。
土の子が口々に言う。
「お!表の子だ!!」
「マジ?久しぶり~!!」
1人の生徒がつぶやいた。
「あの子、初めて見るよ?」
土の子が全員、“あの子”に注目。
さっきの少女だ。
実は2年生からこの学校に来た。転校生。
みんなが大きな会議室のような場所に入っていった。
階段が段々畑のようだ。
まだざわついている。
「かわいいねっ!!」
「医術学部だよね。頭いいんだ。すっげー!」
空は自分が“頭いいところ”にいるとは思ってなかった。
しかも自分が頭がいいだなんて考えたこともなかった。
何も知らずにこの学校にはいったのだ。
どうやってはいったのかもいまいち覚えていない。
「あ、先生!」
メガホン先生だ。
あだ名は2人で勝手に決めた。
「楽しーね!」
「ね!」
残念?ながら此処で私の夢は終わりました。
また時間あったら想像で追加していきたいと思います。
ありがとうございました。
TOP HOME